「今月のプロブレム」2023/09出題

上級1

Hevoje Bartolović
Shakhmati v SSSR 1970 1st Pr
White Kc8 Rb3f5 Bc2 Sd5f3 Pa6b4d2e2 Black Kb5 Pa7c3d6e3
#2

上級2

Jørgen Møller
Skakbladet 1911
White Kh1 Qg1 Sc8 Pa7 Black Ka8 Bh4 Pc5d7e6
#3

上級3

Christopher Jones
The Problemist Supplement 1998
White Ka8 Re1 Sc8f8 Pe4 Black Kc6 Bd5 Sd7 Pb5
H#2 b)Sc8->a6

上級4

Gianni Donati
Probleemblad 1999
White Ke1 Qd1 Rh1 Bc1f1 Sg1 Pa4b3c2d2e2f2g2h2 Black Ke8 Qd8 Rh8 Bc8 Sb8 Pa7c7d7e6f7g7h7
Proof Game 7.0
今月は上級向き4題です。難易度は普通くらいでしょうか。
もっと多くの人に解答してもらおうと、ためしにヒントを付けてみました。ヒントを付ける方がいいかどうか、ご意見をお聞かせください。

1は2手でメイト。白の初手(キー)だけを答えていただいてもかまいません。
【ヒント】黒のKの逃げ道が4つありますが、それにどう対処するかを考えてください。
2は3手でメイト。本手順の他に、3手になる変化が2つあります。
【ヒント】Qg2#の筋をどうやって実現させるか。
3はヘルプメイトで、黒から指し始め、双方が協力して2手(つまり黒白黒白)で黒のキングをメイトにします。また、この図をa)として、白のSc8をa6に移した図b)もH#2として解いてください。
【ヒント】縦と横。

4は以前に出題した形式のプルーフ・ゲームです。実戦の初形から、黒が7手目を指した局面。ここまでの棋譜を答えてください。正解は1通りしかありません。
【ヒント】盤上に残っているP以外の駒は動いていないように見えますが……??

#2は、すべての白の手を調べてみればその中に必ず正解が1つだけありますから、根気さえあればきっと解けます。
1題しか解けなくても、まったく解けなくてもかまいませんので、ぜひ解答参加をお願いします。各問に対するコメントもどしどしお寄せください。

解答は下記の Google Form でお送りください。
https://forms.gle/wgdSyWtuaYuh3xxp8
締め切りは9月 20 日。正解発表は9月のこのページで行います。
成績優秀者1名に、JCPS発行のプロブレム書籍またはプロブレム専門誌のバックナンバーを賞品としてお送りします。