「今月のプロブレム」2026/07解答

☆「今月のプロブレム」、7月の出題分、解答者は7名。
☆本欄ではキング=K、クイーン=R、ルーク=R、ビショップ=B、ナイト=S、ポーン=Pという表記を用いています。

Bo Lindgren
Dagens Nyheter 1994
white Pg5e7e4b7 Bh3c7 Rg7c6 Kh8 black Sb8b5 Bd8 Rf5c5 Kd7
#2
1.Rc6-e6 ! threat: 2.e7-e8=Q # 1...Rf5-f8 + 2.e7*f8=S # 1...Rf5-f7 2.e7*d8=Q # 1...Kd7*e6 2.e7*d8=S # 1...Kd7-e8 2.e7*d8=Q # 2.e7*d8=R # 1...Kd7*c7 2.e7-e8=S # 1...Bd8*e7 2.Rg7*e7 #
☆Rf5をアンピンしてやる、1.Re6!が筋のいいキーです。2.e8=Q#がスレット。
☆それに対して、さまざまな応手がありますが、e7のPがd8/e8/f8という3つのマスでQ/Sに成りわける5通りのメイトが出てくるのが本局のハイライト。#2において、1枚のPが異なるマスで成り分ける、これが最大値でしょうか(exf8=Q#があれば6通りになったのですが……)。こういうpromotionのテーマは、作者のLindgrenが得意としていたものです。

櫻井宏行:ポーン昇格がポイントと考えました。そのためにはe7のポーンとc6のルークとの連携が必要と考え、Re6が正解と判断しました。
Ayako Kagotani:変化手順がたくさんあり、解きごたえがありました。
新井大輔:有力そうな手と応手が沢山あり悩ましい。黒Kがc6やe6にいるとBd8を食ってSにプロモーションするとメイト形になることから、ようやくピン外しのRe6!が見えた。変化がバラエティーに富んでいて両王手がいくつもあるなど、3問分を一度に解いたような疲労感。
清田正夫:黒Rのピンをはずしてチェックを誘うキーが面白い。テーマは白Pの3か所でのアンダープロモーションでしょうか?

正解者(到着順)……櫻井宏行、川辺治之、d1、Ayako Kagotani、新井大輔、服部卓磨、清田正夫

☆みごと、全員正解でした!