「今月のプロブレム」2026/01解答

☆「今月のプロブレム」、1月の出題分、解答者は9名で、全員正解でしたが、お名前とメールアドレスが不明だった方が1名。ご注意ください。 
☆本欄ではキング=K、クイーン=R、ルーク=R、ビショップ=B、ナイト=S、ポーン=Pという表記を用いています。

Alexandr P. Glujaev
Šachové umění 1987
White Ke8 Qh8 Rc4 Bb4 Sd2d6 Black Ka4 Bc5 Sa2 Pc3
#2
1.Qh8-h1 ! threat: 2.Qh1-c6 # 1...Sa2*b4 2.Qh1-a1 # 1...c3*d2 2.Qh1-d1 # 1...Bc5*b4 2.Qh1-a8 #
☆問題図でh8にいるQが、h1、a8、a1という4隅を訪れるのがテーマです。Mate in 4で、QあるいはRが4隅を訪れて、最後に元の位置に戻ってくれば、それをmerry-go-aroundのテーマと呼びます(ホームラン!)。本作品はそれを2手でやる場合に最も近い内容になっています。
Ayako Kagotani:今年はキーを考えるだけじゃなく作品のテーマとか作品の面白さについても考えたい。ただ、面白いなと思ってもそれを言葉にするのが難しいです。
新井大輔:Qが盤上を目一杯動く作品は気持ちよいです。
服部卓磨:Qがh1からa1とa8に動くのが気持ちいいです。
清田正夫:問題図で黒のPとKt を取り除き、c3 に黒Bを置いても同じ作為が成立すると思います。同色 B のある図は好ましくないと考えられているのでしょうか?
⭐︎おっしゃるとおり、同色のBは、どちらかが明らかな成駒ということになり、自然な配置と見做されず、通常の#2では大きな減価事項になります。
⭐︎ただし、おっしゃるような案だと、1.Qh1!には2.Qc6#の他に2.Qd1#もスレットになりますので、あまり好ましくありません。
井上聡美:2手メイトだと、2塁までしか進めないクイーン。今年のISC、難しかったです。でも出場する人がたくさん増えてうれしかったです!
☆今年のISCには、本欄の常連解答者の方々が3名も初参加されて盛り上がりました。直接にお目にかかれる機会があるのは、お互いにとって嬉しいことですね。来年のために、本欄およびOSCでのトレーニングを忘れないようにしましょう。

正解者(到着順)……川辺治之、Ayako Kagotani、d1、長谷川、新井大輔、服部卓磨、清田正夫、井上聡美